
はじめてみた瞬間から、この笑顔が頭に焼き付いて離れなくなりました。
子供に関する事件が毎日のように報道されるなか、ニュースでこれほどまで生き生きとした子供の笑顔を見ることは、ここしばらくなかったような気がします。
「青木鈴花ちゃん(6)は、喉頭(こうとう)軟化症というのどの病気のため、医療的なケアが必要なことを理由に、市から保育園への入園を拒否されていたのですが、東京地裁が東大和市に対し、正式に入園を認めるよう判決を下した。」※詳細は下記のコラムをご覧ください。というもの。
よっぽど嬉しかったのか、彼女の性格なのか、まったくものおじすることなく、マスメディアに対し終始笑顔をふりまく姿に、
「鈴花ちゃんホントによかったね!!」
ボクはそう言わずにはいられない心境になりました。
それと同時に、普段あまり考えた事のなかった小さな子供に対する社会の壁について考えさせられました。
ただ、保育園には、このまま通えることになったわけですが、小学校の普通学級入学については、東大和市は、就学指導委員会の意見を聞いたうえで対応したいとしていて、鈴花ちゃんにとっては、小学校入学へ向けた準備がまだまだこれから待っているそうです。
情報によると、大阪府では医療的ケアが必要な児童のために、看護師配置などの補助金として、2006年度の予算に3,735万円を充てているとか。
今後、全国レベルでの行政の取り組みに期待したいですね。
そして、もしボクたち医療従事者でも何か力になれることがあったら、協力していけたら、チカラになれたらと思っています。
《 ニュースの詳細 》
東京地裁は25日、東京・東大和市に対し、のどの病気のため入園を拒否されていた青木鈴花ちゃん(6)の入園を認めるよう判決を下した。
のどの病気のため、医療的なケアが必要なことを理由に、保育園への入園を拒否されていた東京・東大和市の青木鈴花ちゃん。
2005年11月、鈴花ちゃんの両親が市を相手取り入園の許可を求めていた裁判に、25日、東京地裁は鈴花ちゃんの入園を認めるよう、判決を下した。
鈴花ちゃんの父・青木繁宜さんは「保育園の園長先生をはじめ、現場の職員の方々、多くの方に応援をしていただきながら、また励ましていただきながら、本日、非常にうれしい判決をいただきました。本当にお礼申し上げます。ありがとうございました」と話した。
喉頭(こうとう)軟化症という病気のため、鈴花ちゃんは1歳のときに気管の切開手術を受けた。
鈴花ちゃんはのどに「カニューレ」という器具を装着し、数時間おきにタンを吸引・除去しなければならない。
東大和市は、この吸引が医療行為にあたるとして、鈴花ちゃんの入園を拒否していたが、2006年1月、東京地裁が入園を義務付ける仮決定を出し、鈴花ちゃんは仮入園という形で2月から保育園に通っていた。
鈴花ちゃんは、遠足やお泊まり会などの行事にも、問題なく参加したという。
しかし、25日の判決で正式入園が決まったものの、5カ月後には、鈴花ちゃんには小学校入学という新たな関門が控えている。
繁宜さんは「今回の判決をふまえたうえで、できる限り通常の子と同じように、普通なる入学という形を取っていただけるように、とにかく話していきたいというふうに思っております」と話した。
また、鈴花ちゃんは「これから頑張って小学校に行きます」と話した。
この件について、FNNが東大和市に取材したところ、「就学児健診を受診して、必要があれば専門家の意見などをあわせ、教育委員会で検討していく」と答えている。
東京地裁は「鈴花ちゃんが器具を装着している障害者であるからといって、一律で保育園での保育を認めないことは許されない」、また、鈴花ちゃんの障害が、成長にしたがって改善していることにも触れ、「近い将来、器具なしで生活できる可能性もある」と、入園を認める判断をした。
この判決に対して、東大和市は「現在の保育園において、責任を持って対応いたします。控訴はいたしません」とコメントしている。


