2006年09月12日

【医療の雑学】〜 セカンド・オピニオン 〜

『セカンド・オピニオン』という言葉をご存知でしょうか?近年、にわかに注目されるようになった言葉です。医療に携わる者、あるいは現在治療を受けておられる方もしくはそのご家族など、医療に何らかの形で関わっておられる方であれば、耳にしたり、ご存知の方もいらっしゃると思います。
先日、「ふれクラ」が転載及びトラバさせていただいた「ゆっちゃんママ」のブログでも、この、「セカンド・オピニオン」についてのコメントが多く寄せられていました(「ゆっちゃん・・」ブログはコチラ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/punkojisan)。

『セカンド・オピニオン』とは、簡単にいえば、現在、治療を受けている主治医とは全く別の医療機関や病院で、現在受けている治療についての意見を聞く事です。

大抵の場合、患者さんやそのご家族は、医療に関する情報や専門的な知識をもっていませんから、医師から説明を受けても、果たしてそれが適正な診断か、自分達にとって、最も相応しい治療法であるのかよくわかりません。医師でさえもその診断や治療法の選択に躊躇するような病状であればなおのこと患者さんやご家族には判断できません。
そのような場合に、他の医療機関や、最新の医療情報・医療技術をもつ専門医等に相談にのってもらい、助言を受けることは非常に重要な意味をもつのです。現在受けている治療の有効性、正当性を客観的に判断することができ、また、他の治療法の選択肢を知ることで、より可能性をひろげることができるからです。

日本では、ようやく、取りざたされる様になった感がありますが、欧米では既に日常的に行われており、診察の最後に医師が「このまま当院での治療を選択されますか、それともセカンド・オピニオンをとりますか」とたずねるのが当たり前になっているそうです。
患者の側からそのようなことをきいたら「医師に対して失礼にあたるのでは」と思う方もおられるかもしれませんが、大丈夫です。セカンド・オピニオンを拒む医師はまずいません。セカンド・オピニオン専用の窓口を設置する医療機関も出現し、確実に増えてきています。それに「適正な診療を受けたい」というのは誰もが願い、望むことであり、患者さんやご家族にとって当然の権利でもあります。現在の医療はそのような患者さんの権利をとても大切にするようになりました。安心して様々な医師に意見をきいてみてください。そして、納得のゆく治療法をみつけてください。

ちなみに、「セカンド・オピニオン」には実は「インフォームド・コンセント(説明と同意)」という考え方が深く関与しているのですが、それはまた別の機会に説明したいと思います。

 
posted by log_friend at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 医療の雑学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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